カビが引き起こす病気

カビが引き起こす病気って?

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カビはその見た目から人を不快にさせますが、現実的に身体的な不調をもたらすこともあります。中には重症化してしまったり、ひどい時には死につながってしまったりすることもあるため、カビが引き起こす病気を侮ることはできません。
今回は「カビが引き起こす病気って?」という内容でまとめてみました。

カビが引き起こす病気とは?

カビが引き起こす病気

カビの胞子はとても小さいので、知らないうちに吸い込んでしまっている可能性もあります。カビが引き起こす病気は様々です。
白癬(水虫)…白癬菌というカビによって引き起こされます。足に生じるものというイメージがあるかもしれませんが、手、股、顔面、頭など他の部位に起こることもあります。
肺アスペルギルス症…アスペルギルスというカビによって引き起こされます。発熱や咳、呼吸困難などの症状を引き起こします。
クリプトコッカス症…クリプトコッカス・ネオフォルマンスという真菌により生じ、髄膜炎や肺炎を引き起こします。
過敏性肺炎…塵や埃に混じっているカビによって引き起こされます。発熱や咳、また呼吸困難を引き起こすこともあります。
食中毒・がん…アフラトキシンというカビによって引き起こされます。腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などの症状があります。また発がん性物質を含んでいるので多量に摂取すると危険です。

アレルギーを引き起こすカビ

アレルギー検査をするとカビがアレルゲンだとわかる人もいます。喘息やアレルギー性鼻炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症などの呼吸器に現れる症状から、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などの皮膚疾患も引き起こします。

カビはどういうところに潜んでいるの?

特に気をつけたい水回り

カビはあらゆるものをエサにし繁殖します。特に適度な湿度のある水回りはカビが繁殖するのに好都合な場所です。
浴室、洗面所、トイレ、台所などはもちろんですが、洗濯機、エアコン内部、窓のサッシなどジメジメした場所も洗剤カスや埃などの栄養が豊富なので気をつけましょう。

意外な場所にもカビは生える

好湿性のカビは水回りに生えますが、好乾性のカビは意外な場所に生えることもあります。

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タンス・クローゼット・衣類、下駄箱・靴、化粧品、観葉植物、固定電話、壁、ベッドの下・寝具など埃が溜まりやすい場所はカビにとっても居心地のよい環境であると言えます。

カビを防ぐためにはどうずればいい?

予防が大切!

根のように菌糸を伸ばすカビは、一度生えてしまうと完全に除去することは容易ではありません。なるべくカビが生える前の段階で予防するようにしましょう。もし生えてしまった場合は、市販の薬剤などを使用してなるべく早くカビを除去しましょう。

換気をして湿気を防ぐ!

カビを防ぐポイントの1つは換気です。換気設備が整っている建造物であれば活用するようにし、整っていない場合はこまめに窓を開けるなどして換気に気を配り、湿度をためないようにする工夫をしてみるといいですね。窓がついていない部屋においては除湿器を使用することをおススメします。
他にも布団は起きてすぐに押入れにしまうのではなく、しばらくの間湿気を飛ばしてからしまうようにする、濡れたコートなどは乾燥させてからクローゼットにしまうなど、湿気の溜まりやすい収納内部のカビにも気をつけましょう。

やっぱり基本は掃除

カビを防ぐもう一つのポイントは掃除です。特に水回りは湿気が多く、掃除をしないままでいるとカビの栄養源である石鹸カスや埃などをエサにカビがすぐに大繁殖してしまいます。また埃もカビのエサになりますし、カビはダニのエサになります。こまめに掃除機をかけることで、カビ及びダニなどによる健康被害を防ぐことができます。
また押入れやクローゼットなどに物を詰め込み過ぎると風通しが悪くなり、カビが生えやすくなる原因となってしまいます。断捨離をして物を減らすことにより、収納内に空気が通り安くなるのでカビ予防になります。

まとめ

カビが引き起こす病気などについてまとめてみました。
カビによって健康を脅かされるなんて恐ろしい話ですが、どこにでも生えるカビなので実はとても身近な話でもあります。こまめな換気・掃除をしてカビ予防をし、いつまでも健康体でいたいものです!